2024年07月26日
お墓や仏壇に「造花」っていいのでしょうか?ダメなのでしょうか?
夏は暑すぎて花瓶の水もすぐぬるま湯のように
なってしまいます
造花だったら水もいらないし手入れもいらない~
でも生きて命があるものでないといけない~と
聞いたこともあります
どんなものでしょうか?
ご質問ありがとうございます
本当に毎日暑くて辟易してしまいますね
お墓や仏壇にどんなものを飾るか~?
って
法律で決められていることではないので
特にお盆の飾り物などは
地域の風習で違ったりしますよね
ある葬儀屋さんのHPに興味深いものがありました
引用します
『1960年代、アメリカの考古学者R.ソレッキ博士がシャニダール遺跡の発掘で、ネアンデルタール人が花をそえて幼児を埋葬していたと発表した。ネアンデルタール人の墓の周囲に洞窟内で咲くはずのない花の花粉が見つかっており、この花粉は白、青、ピンクの色鮮やかな花であったと同定された。他にも、墓地を花で飾っていたとされる証拠は世界各地で見つかっている。 …』
とありました
ネアンデルタール人も・・・!!!
とびっくりしました
お釈迦様が亡くなった方へ花を手向け
それを弟子たちにさとし伝え今の風習になったというのは
皆様もご存じだと思います
亡くなった方へ
香りのもの・・・
お香とお花を手向ける
生花の命の移ろい 枯れていく様は
まるで人間の人生を表しているようです
枯れる様もまた良い!
それを手向けることで
また遺されたものも命の儚さを知る
でも・・・確かにこう暑いと~
ですよね(-_-;)
仏壇は普段は「香花」「しきび」と
いう日持ちの良い常緑樹にすると
生の命を感じることができます
そして例えば
月命日には生花の色花を入れるとか
お花が
生花か造花か?というより
亡くなった方へ心を寄せていく
その行為に「価値」があるような気がします
暑くてお墓参りも管理も大変な時期です
せめてお盆は生花にしよう!とか
しきびを常時入れておこうとか
夏は造花にしよう とか
個々の判断で良いかと思います
法律はないです
お盆に遠方よりご来店お墓参りに行く方は
「枯れてしまうとしてもお墓掃除の後に生花を入れて
お線香を炊くと心が洗われたような気持になる」
とおっしゃられます
遠方の方ほどお墓参りに原点回帰を求めるのかもしれません
その行動の中に生花を手向ける行為が含まれているのだと感じます
下の写真は造花の紫陽花です
形と色がとても素敵です
普通に飾ってもいい感じ♡
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます

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